放送スタジオの空気が伝わってくる
トラ技エレキ工房 No.1
タッチ・スペアナ付きFPGAラジオ
エレキジャック編集部 編
B5判 160ページ(4C:16,1C:144)
定価2,420円(税込)
JAN9784789846516
2013年7月1日発行
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ重版未定となりました.
ラジオ!ラジオ!ラジオ!です.1冊丸ごとラジオです.でも,普通じゃないラジオを作ります.
特集は100Mspsでサンプリングするソフトウェア・ラジオです.フィルタの構成やVHDLのコーディングを解説するので,通信系のディジタル信号処理内容がわかります.さらに,使い勝手をよくするために,タッチ・パネル付き3.2インチLCDにスペクトラムを常時表示します.
特設記事もFMステレオに特化したソフトウェア・ラジオです.SN比やひずみ率をアナログ時代のFMチューナより向上させました.どのようなディジタル信号処理が行われているかが詳しく解説されています.
キットの販売について
一部部品の調達の遅れにより,販売数量がそろっていません.申し訳ございませんが,もうしばらくお待ちください(10月22日現在).
◆特集 タッチ・スぺアナ付きFPGAラジオ(ケースなし)
APB-3基板+TLS-1基板+ラジオ用VHDLコード+マイコン制御プログラムの組み合わせで動きます.ケースは別途準備中です.キットの詳細はこちらから入手できます.
◆特集 タッチ・スぺアナ付きFPGAラジオ(ケース付き)
APB-3基板+TLS-1基板+PSA-1基板+ケースとラジオ用VHDLコード+マイコン制御プログラムの組み合わせで動きます.キットの詳細はこちらから入手できます.
◆APB-3を既にお持ちの方へ,100Mspsでサンプリングするソフトウェア・ラジオの部品キットはこちらから入手できます.
◆特設記事のFMチューナ・キットは,こちらから入手できます(準備中).
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目次
放送スタジオの空気が伝わってくる
特集 タッチ・スぺアナ付きFPGAラジオ
0Hz〜50MHzのすべてに1Hz刻みで一発チューン!
イントロダクション FPGAで作る高音質ディジタル・ラジオ
ラジオのメイン処理はFPGAで行う
第1章 ディジタル信号処理ボードのハードウェア
1クロックで実行できる高速なCICフィルタの働きがわかる
第2章 FPGAによるディジタル信号処理のメインはエイリアシングとの戦い
ディジタル信号処理特有の復調方式をVHDLコードで実装
第3章 AMとSSBの復調とオーディオ帯フィルタ
LCDの表示制御やユーザ・インターフェースを実現
第4章 システム・マイコン基板TLS-1のハードウェア
FPGA信号処理ボードとタッチ・パネル・ディスプレイを制御する
第5章 システム・マイコンのファームウェア
LCDパネルに角度を付けてタッチしやすく
第6章 電源,アンプとともにケースに入れる
特設記事 FPGA FMチューナ
今でもFM放送は素晴らしい音源だ
第1章 高音質なFPGA FMチューナを自作しよう
ディジタル・レシーバの基本がわかる
第2章 フィルタとFMステレオ復調のメカニズム
SN比やひずみをチェック!
第3章 本器の受信性能を測る
基板作りから各種パラメータのセット,ケースへの組み込みまで
第4章 本器のハードウェアと調整
製作記事
エネループで約7年連続!
いつまでも鳴り続けるトランジスタ・ラジオ
電子工作ワンポイント
シリコン・ダイオードには大きなサージ電流が流れる
ブリッジ整流回路を使おう!
マイナスの抵抗は存在する