高調波成分の実効値和と基本波の実効値との比をdB(%)で表現したもの.
D-Aコンバータの場合,入力にサイン波相当のデータを与え,出力波形を計測する.通常2次から5次程度までの高調波成分(v2,v3,v4,v5)の実効値の総和の相乗平均を求め,基本波の実効値(v1)との比をdBで表す.
A-Dコンバータの場合は入力に純粋で位相が安定した正弦波と,低グリッチで位相が安定したクロックを使って出力データをサンプリングする.サンプリングしたデータからFFTプロットを求め,基本波成分の実効値(v1)とひずみ成分の実効値(v2,v3,v4,v5)の和の比によって算出する.