321ピンのZIFソケットで,PGAパッケージのPentium MMX(P55C)などで使われるCPUソケットである.
75MHz以上のPentium Processor(MMX版を含む)で使われている321ピンのZIFソケット.AMDのK6やCyrixの6x86などの互換プロセッサも採用している.
1990年ごろ,インテル社はOver Drive Processorによる486のアップグレード・プランを打ち出し,ハードウェア・ベンダに対しそれ用のZIFソケットの装備を要請した.その後,新しいCPUの発売に伴って,ピン数の異なるODPソケットが登場し,歴代のソケットはソケット xという名前で呼ばれるようになった.
ソケット7は,133MHzのPentiumのときに登場したが,物理的にはホールが1個多いソケット5である.電気的には,CPUコアにI/Oよりも低い電圧を供給する2系統化が行われている.