SCSIは,Shugart社が作ったSASIをベースに汎用化され,ANSI X3.131-1986として規格化された.小型コンピュータの補助記憶装置用インターフェースとして考えられたが,汎用性が高く,プリンタやスキャナも使用できる.現在ではSCSI-2,SCSI-3も規格化されている.
パソコンと周辺機器とを接続するインターフェースの国際的な規格で,ハード・ディスク,CD-ROM,MO,テープ・ストリーマ,プリンタ,スキャナなど,多くの機器で採用されており,最大7台まで,Wide SCSIでは最大15台まで接続できる.
また,OSがサポートしていれば,1台のパソコンに複数のSCSIカードを取り付けることができる.
SCSI機器には固有の番号(SCSI-ID)を割り当てて管理する.