出力に現れる直流以外の成分のこと.リプルはAC50/60Hzを整流した成分のほか,スイッチング電源の場合はスイッチング周波数成分とが加算される. これは出力の+と−とのライン間に発生するもので,平滑用コンデンサの静電容量を大きくしたり,制御回路の増幅率つまりゲインを大きくすれば低減できる. ノイズはスイッチング方式のトランジスタのON/OFFの切り替わり時点で発生するもので,周波数成分が数MHzから数百MHzと広帯域に及ぶ.