回路動作の基準となる安定した電圧または電圧源. 簡単なものではダイオードの順方向電圧(約0.7V)やツェナ電圧(5〜8V)が使われる. 温度変化の少ない電圧源を得るためには,ダイオードの順方向電圧(温度係数:−2mV/℃)と,トランジスタのバンド・ギャップ電圧(温度係数:26mV+0.086mV/℃)を増幅して得られる電圧を加えて,約1.27Vを得て基準電圧としている.