BPSKの変調器を二つ用意して,片方のキャリアの位相を90°ずらして変調して合成して(直交変調)得られる.1回の変調で四つの信号状態が得られるので,同時に2ビットの情報を伝送できる.
90°位相の異なる四つの状態に符号を割り振り,変調密度を上げたディジタル変調方式で4PSKとも呼ばれる.普通のPSKに比べて情報を多く送ることができる反面,符号の分解能が減少するのでエラーは増す傾向にある.
ベースバンドのビット情報(00,01,10,11)を搬送波の位相(0°,90°,180°,270°)に対応させる変調方式.