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1次キャッシュ・メモリ(primary cache memory)

 CPUから速度の遅い周辺メモリへのアクセスを極力減らし,高速処理を実現するためにCPU内部に設けられた高速メモリ.演算に使うデータやプログラム・コードを記録しておき,CPU内部だけで高速処理を行えるようにする.キャッシュ・サイズが大きいと,キャッシュのヒット率は上がるが,内部キャッシュを増加すると,ダイ・サイズが大きくなり,製造コストが大きくなる.
 おもにCPU内部に置かれたキャッシュ・メモリを指す.容量的には数K〜数10Kバイト程度と少ないが,CPUの内部処理速度と同じ速度で動作するので高速である.


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