水晶発振子は,基本周波数だけでなく,奇数次の周波数にも共振点をもつことを利用し,奇数次周波数の発振出力を得る回路.3次,5次などが一般的である.オーバートーン発振すると,その発振出力には基本波やその偶数次の周波数成分は現れないので,スプリアスが少ない.