理想直線との誤差．表示方法は，つぎの二つがある．
　一つは，オフセット調整とゲイン調整をした後の出力特性にもっともフィットする直線である「ベスト・ストレート・ライン」と理想直線が最大どの程度ずれるかを表す方法．
　もう一つは，校正後マイナス・フルスケールとプラス・フルスケールの出力ポイント同志を結んだ直線である「エンド・ポイント・ライン」が理想直線と最大どの程度ずれるかを表す方法．
　いずれも通常はLSBを単位として表記する．最近はこのような表記のないD-Aコンバータが多く見られる．代わりに積分非直線性（INL）と微分非直線性（DNL）が多く使われる．