何らかの障害により,MAUやリピータがデータを長時間送信しっぱなしになってしまう状態を回避するためにジャバと呼ばれる機能をハードウェアで実装している.
送信時間を監視し,所定時間を超過した場合は強制的に送信を停止するためのものである.規定による制限時間はMAUの場合で最少20ms/最大150ms,リピータの場合で最少4ms/最大7.5msになっている.
このジャバ保護状態はDO回路が所定期間アイドル状態になるまで継続し,この期間はジャバ解除時間(unjab time)と呼ばれる.ジャバ解除時間は,MAUで0.5±0.25s,リピータでは最小9.6μs/最大11.6μsと規定されている.