直交変調に対し,同相成分をx軸,直交成分をy軸として信号を表したもの. I成分が0,Q成分が0の場合,信号点はAで示される.信号点の大きさが大きいということは,それだけ信号にノイズなどが多く含まれていることを意味する.ABCDで示される四角形からは,長方形の場合,長いほうの成分が大きいとか,菱形の場合,直交信号が正確に直交されていないといったようなことが直感的に読み取れる.信号点間の距離は,誤りの起きやすさを示す.