FDDIはANSI X3T9.5委員会(現在のX3T12)によって規格が制定された光ファイバを使うトークン・リング方式のLANである.データ速度は100Mbpsで,高速LANの先駆け的製品となったが,高価なためにおもにネットワークのバックボーンとしての利用がほとんどである.
FDDIでは,そのリング構造が二重化されており,ネットワークの信頼性向上が図られている.後には,コストダウンを目的としてそのツイスト・ペア線版のTPDDIが規格化され,その物理層技術が100BASE-TXに応用されている.