高速ページ・モードでは,ページ・モードに加えて,さらに/CASによって列アドレスも内部でラッチするので,そのぶん/CASのプリチャージ時間が短縮される.スタティック・カラム・モードに/CASによるアドレス・ラッチ機能をもたせたものといえる.
これは256KビットDRAMで導入されたが,当時はノーマル,ニブル,スタティック・カラムが乱立しており,事実上ノーマル・ページが主流だった.
1MビットDRAMでは,これがスタンダードとなり,スタティック・カラムは特殊用となり,ニブルは駆逐された.4Mビット以上(4M,16M)もこれがスタンダードである.