ソニーとPhilips社が発表したMMCD(Multimedia CD)規格と,東芝や松下電器産業など7社が発表したSD(Super Density disc)規格を1996年に統一化した,ビデオ/オーディオ/コンピュータなどのデータを記録するための大容量光ディスクの規格.
CDと同じ直径(12cm)の読み出し専用ディスク(厚さは1/2の0.6mm)に4.7Gバイト(片面単層)〜17Gバイト(両面2層)の大容量化を実現している.
原理はCDとほぼ同じだが,レーザ光の波長を短くし,1ビットの大きさ(〜0.3μm)を小さくすることにより大容量化を達成した.
DVD規格は,ベンダ各社によって設立されたDVDフォーラムが管理しており,現在は五つのフォーマットが規格化されている.