フィルタや選択増幅器の負荷として使用するLC共振回路のQを低くし,帯域幅や位相特性を改善するために,LC共振回路と並列に接続する抵抗のことで,ダンプ抵抗あるいはダンパともいう. LC共振回路に過渡信号が入る場合,瞬間的に大きな電圧が発生し,ほかの電気部品(とくに半導体)を破損する場合がある.また振動が生じ,長時間にわたって持続することもある. このような不具合の対策をするために,LC共振回路と並列に抵抗を入れることもある.