Philips社とソニーが中心となって開発した光ディスク.CDメディアは,プラスチックのディスクにピットと呼ばれる小さな凹みを付けて,ディジタルのビット情報を記録する.その上を金属の反射層と透明な保護層でコーティングした3層構造になっている.このディスクにレーザ光をあて,ピットの有無による反射光の違いを検出して,記録されたデータを読み出す.
光ディスクの製造工程では,フォト・レジストを塗布したガラス基板上にレーザ描画装置(LASER beam recorder)でオリジナル・データを書き込んでスタンパ(原盤)を作成し,次にこのスタンパを使って射出成形することで同一データの光ディスクを複製する.