微弱な直流電圧(10mV以下)の増幅に,通常のOPアンプではオフセット・ドリフトが大きくて使えない. そこで直流をチョッパで交流にし,それを交流増幅したあと,再び直流に変換するのがチョッパ・アンプである. 従来はアナログ・スイッチとOPアンプで構成されていたが,最近ではそれらを集積化したICL7650などがよく使われる.