インテル社が1998年に発表した32ビット・マイクロプロセッサ.PentiumIIの2次キャッシュを除くか,容量を小さくして低コスト化を図った.パッケージは当初SEPPだけだったが,後にPPGA版だけになった.クロック・アップ耐性が極めて高いことで有名.
Celeron266と同300は,スロット1用の廉価版マイクロプロセッサである.PentiumIIとの違いは,2次キャッシュを内蔵していないことと,動作クロックが266M/300MHzとやや遅くなっていることである.
戦略モデルのため同等品より安価に価格設定されている.
Celeron300Aと同333は,Celeron266や同300に128Kバイトの2次キャッシュを搭載したマイクロプロセッサである.2次キャッシュ・メモリを搭載しているのでCeleron266や300より高速である.また,この2次キャッシュ・メモリはCPUの内部クロックと同等の速度で動く.533MHzバージョンまで出荷された後,FC-PGAタイプに切り替わり始めた.