特定の分野を対象に機能を特化させた汎用LSI.
たとえば通信の場合,従来はCPU周辺の汎用LSIとしてUSARTを使って,個々のプロトコルにはソフトウェアとハードウェアによって対応していた.しかし,特定の通信に最適な機能をもつ通信用ASSPの登場により,開発が容易になって,システムのパフォーマンスが向上するようになった.
また,従来の汎用DSPは信号処理システムとして使用する場合に高度な技術を必要としたが,画像処理専用DSP,オーディオ用DSPといった機能を特化したDSPが発売されている.これらもASSPである.