メモリICの実践活用法【オンデマンド版】
UV-EPROM/EEPROM/SRAM/DRAMの構造と使い方
桑野 雅彦 著
A5判 240ページ
定価3,080円(税込)
JAN9784789852524
2001年9月25日発行
好評発売中!
メモリIC(半導体記憶素子)は,実に多様な進化/発展をとげてきています.たとえばパソコンをとってみても,メイン・メモリにはDRAM,BIOSや各種のメモリ・カードにはフラッシュ・メモリ,ちょっとしたオプション・カードで設定情報を格納するためのシリアルEEPROM,ボード間の通信用としてFIFOやデュアル・ポート・メモリが利用されるなど,細かく見ていくと実にさまざまなメモリICが使われていることがわかります.
本書では,メモリICをUV-EPROM,フラッシュ・メモリ/EEPROM,SRAM,DRAMに大別し,それぞれで利用されている記憶セルの構造と書き込み/読み出しの原理と方法について解説しました.また,代表的なデバイスのデータシートから具体的な使用方法を導くために必要な事項を重点的に解説しました.
マイコン応用設計のみならず,「記憶」という機能を利用するすべてのエレクトロニクス機器の回路設計に役立つ1冊です.
※本書は,2001年9月25日に発行した同タイトルの書籍を,オンデマンド版として再発行するものです.
目次
第1章 UV-EPROMの構造と使い方
1.1 UV-EPROMの構造と特徴
1.2 UV-EPROMの入出力信号
1.3 動作モード
1.4 DC規定
1.5 UV-EPROMのリード動作
1.6 UV-EPROMのプログラム方法
コラム●UV-EPROMイレーザの製作
第2章 フラッシュ・メモリの構造と使い方
2.1 フラッシュ・メモリの概要
2.2 フラッシュ・メモリの分類と特徴
2.3 NAND型フラッシュ・メモリ
2.4 NOR型フラッシュ・メモリ
コラム●555h/2AAhは5555h/2AAAhの間違い?
第3章 EEPROMの構造と使い方
3.1 EEPROMの概要
3.2 シリアルEEPROM
3.3 Microwireバス対応メモリ…M93Cx6
3.4 SPIバス・メモリ…M95256
3.5 I2Cバス対応メモリ…M24Cxx
3.6 パラレルEEPROM
第4章 SRAMの構造と使い方
4.1 SRAMのセル構造
4.2 SRAMの種別
4.3 非同期SRAM
4.4 シンクロナスSRAM
4.5 SRAMボードの製作
第5章 特殊なSRAMの構造と使い方
5.1 デュアル・ポートSRAM
5.2 FIFO
第6章 DRAMの構造と使い方
6.1 DRAMのセル構造
6.2 DRAMの内部回路
6.3 DRAMの外部インターフェース
6.4 シンクロナスDRAM
6.5 DDR-SDRAM
6.6 Direct Rambus DRAM
6.7 VC-DRAM
6.8 FCRAM
Appendix パソコン用のメモリ・モジュールについて
72ピンDRAM-SIMM
168ピンSDRAM-DIMM
184ピン・アンバッファードDDR SDRAM-DIMM
184ピンRambus RIMM