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カラー・モニタにピッタリ!SH-2Aマイコン基板

Interface編集部 編
B5判 160ページ
CD-ROM 1枚,SH-2Aマイコン基板1枚付き
定価4,400円(税込)
JAN9784789849838
2013年4月1日発行
好評発売中!
カラー・モニタにピッタリ!SH-2Aマイコン基板

 ルネサス エレクトロニクス社の32ビットRISCマイコンSHシリーズはSuperHとも呼ばれ,過去にはセガ・エンタープライゼス社のゲーム・マシンに採用されたこともあって,世界的にも知名度の高いマイコンです.本書は,このSHシリーズの中のSH-2Aマイコンについて解説してあります.さらに,SH-2Aマイコンを実装したプリント基板とコンパイラなどの開発環境を収録したCD-ROMが付属しているので,すぐにSH-2Aマイコンの性能を試すことができます.
 そして,SH-2Aマイコンの基本的な使い方から少し高度な応用までをわかりやすく解説してあります.なお,本書は「インターフェース」誌に掲載された記事を加筆再編集したものです.
※ ご注意:本書に付属した基板は,Interface 2010年 6月号付属基板と同一品です.

目次


プロローグ 無限に広がるSH-2Aワールドにようこそ!
0.1 マイコンをさまざまな制御に活用しよう
0.2 SH-2Aマイコン基板で何ができる?

第1章 SuperHアーキテクチャの誕生と変遷
1.1 組み込み機器用RISCマイコンの開発
1.2 OSを搭載できるSHマイコンの開発
1.3 新時代のSHマイコンの開発

第2章 SH-2Aマイコンを理解しよう
2.1 SH-2A/SH2A-FPUコアの特徴
2.2 SH7262の周辺機能
2.3 大容量の内蔵RAMを活かす
2.4 SH-2Aの表示コントローラの特長
2.5 シリアル・フラッシュROMのブート機能

第3章 SH-2Aマイコン基板の回路構成と使い方
3.1 SH-2Aマイコン基板のCPU
3.2 SH-2Aマイコン基板の回路構成
3.3 追加部品の実装方法
コラム3.1 電源レギュレータ&リセットICについて

Appendix SH-2Aマイコン基板上のシリアル・フラッシュROMを書き換える手順

第4章 開発環境を用意してプログラムを作成してみよう
4.1 開発環境を準備しよう
4.2 プロジェクトを構築する
4.3 LEDを点滅させるプログラム
4.4 シリアル接続HEWモニタを用いた動作の確認
コラム4.1 HEWを使用する際の注意点

第5章 タイマ・コントローラと割り込みの使い方をマスタしよう
5.1 CMTの概要とレジスタ構成
5.2 CMTのレジスタの使い方
5.3 CMTの動作と割り込み
5.4 LED点滅プログラムとCMTの動作
コラム5.1 拡張ボード紹介(1) SH-2Aマイコン基板対応増設メモリ拡張ボード&LANモジュール

第6章 アナログ信号を取り込むA-Dコンバータの使い方
6.1 SH7262のA-Dコンバータの動作モード
6.2 A-D変換の動作を理解する
6.3 A-Dコンバータの基本プログラミング
6.4 割り込みやDMA転送を使ったプログラミング
6.5 A-D変換終了後の割り込みを使ってみよう
6.6 A-D変換終了後にDMAコントローラを起動してみよう

第7章 タイマ・コントローラとPWMコントローラを使ったPWM信号の生成
7.1 LEDの明るさやモータの回転を制御するには
7.2 マルチファンクション・タイマ・パルス・ユニット2
7.3 モータ・コントロールPWMタイマ・モジュール

第8章 LCDコントローラを使って画像を表示させよう
8.1 表示装置全体の構成
8.2 基本的なLCDへの表示方法
8.3 SH7262のさまざまな表示機能
コラム8.1 LCDとLCDパネルとLCD拡張ボード
コラム8.2 ビデオ・メモリとキャッシュ
コラム8.3 VDC3でのエンディアンの設定
コラム8.4 拡張ボード紹介(2) SDRAMにも対応したSH-2Aマイコン基板LCD拡張ボード

第9章 LCDパネルに直線や円,文字を描画する方法
9.1 基本グラフィックス描画ドライバの移植
9.2 テキスト描画ドライバの移植
9.3 コンソール入出力ドライバの作成
コラム9.1 2種類の市販LCD拡張ボード

第10章 タッチ・パネル制御の基本と応用
10.1 タッチ・パネル制御の基本
10.2 タッチ・パネル制御ソフトウェアの基本
10.3 もう少し高度なタッチ・パネル制御事例

第11章 SD/MMCカードからアプリケーションを起動させる方法
11.1 SH-2Aマイコン基板のメモリ容量
11.2 アプリケーション・ローダの仕様
11.3 アプリケーション・ローダのファイル構成
11.4 SPI接続からGPIO接続への変更
11.5 アプリケーション・ローダのビルドとROMへの書き込み

第12章 赤外線によるチョロQコントローラをつくる
12.1 チョロQコントローラの動作とシステム構成
12.2 プログラムの作成
12.3 チョロQの位置検出処理
12.4 リモコン制御

第13章 画像認識でじゃんけん練習機をつくろう
13.1 じゃんけん練習機のしくみ
13.2 じゃんけん練習機の構成
13.3 ハードウェアの製作
13.4 じゃんけん練習機のソフトウェア制御
13.5 じゃんけん練習機で遊ぶ
13.6 今後への展開
コラム13.1 L型ピン・ヘッダとピン・ソケット・ケーブルですっきり配線
コラム13.2 カメラをSH-2Aに接続するには