Last Update 2019/06/21

WEBブラウザで即席プログラミング!サクッと動かしてバッチリ仕上がる
mbed×デバッガ!一枚二役ARMマイコン基板

島田 義人 ほか 著
B5判 176ページ
基板+部品+CD-ROM付き
定価3,960円(税込)
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2015年3月1日発行
好評発売中!
mbed×デバッガ!一枚二役ARMマイコン基板

  本書には,オンライン開発環境mbedに対応したARMマイコン基板「トラ技ARMライタ」,基板の仕上げに使うピン・ヘッダやスイッチ類,開発ツールやソース・コードが付属します.
 本書があれば,オンライン開発環境mbedによるARMマイコンの開発や全ARM Cortex-Mマイコンのデバッグが今すぐ始められます.

※本書は,トランジスタ技術2014年2月号〜4月号,5月号,7月号,10月号の記事をベースに加筆してまとめたものです.

目次

まえがき

あるときはmbed,あるときはARMデバッガ,あるときはUSB I/Oアダプタ
イントロダクション マイコン開発入門の新定番⁉トラ技ARMライタ誕生!
至れり尽くせり!次世代の高速開発環境mbedに対応
ARMデバッガ,USBアダプタ,さらに機能拡張も

使い始める前にまずは知っておきたいこと
第1章 トラ技ARMライタの仕様とハードウェアの詳細
基本スペック
トラ技ARMライタの仕上げ方

第1部 オンライン開発環境mbed導入編

部品と同じようにプログラムを選んでつなげば動いてくれる
第2章 誰でも簡単!サクッと系マイコンmbed事始め
マイコン開発は相変わらず面倒くさい!自作する部分が多すぎる
いいぞ!至れり尽くせりマイコン開発環境“mbed”見参
うまい話の裏側…楽チン開発の理由(1)
うまい話の裏側…楽チン開発の理由(2)
うまい話の裏側…楽チン開発の理由(3)
mbedディジタル温度計の製作(1)インスタンスの制作
mbedディジタル温度計の製作(2)アプリケーション・プログラミング
理想郷を目指して…mbedの今後に期待

ARM社やマイコン・メーカ各社の涙ぐましい支えがあってこそ
第3章 サクッと開発できるmbedのメカニズム
うまい話には裏が…ご安心ください,ちゃんと理由があります
mbedのソフトウェア開発環境
増殖中!31種類のmbed対応ボード
パソコン−USB−マイコンの通信を実現する方法
mbed対応のマイコン基板は自炊できる…mbed HDKを使う

Appendix1 クラウドで!ブラウザで!公式サイトdeveloper.mbed.orgの歩き方

でき合いプログラムを書き込むだけ!
第4章 嘘みたい…mbedで10分Lチカ
[準備1]ユーザ・アカウントを登録する
[準備2]mbed指定マイコン・ボードを選んで登録する
[動作確認]Lチカ・プログラムを作る

GPIOよし!PWMよし!UARTよし!USBよし!割り込みよ〜し!
第5章 Lチカ以外も全部OK!でき合いプログラムで即動
マイコンの周辺回路を動かす
Lチカ・プログラムをインポートする
【テスト運転1】GPIO回路
【テスト運転2】タイマ回路
【テスト運転3】UART回路
【テスト運転4】USB回路
【テスト運転5】割り込み回路
応用!割り込み回路+タイマ回路を使った周波数カウンタ

第2部 電子工作応用編

血管の弾力性や心臓の拍動をパソコンでチェック!
第6章 LED&光センサ一体ICで作る「指タッチUSB脈波計」
本器のあらまし
測定原理
ハードウェア
ソフトウェア

24ビットA−D変換とソフトウェアLPFでほんのわずかな変化も逃さない
第7章 0.001℃分解能で気配もキャッチ!「超敏感肌温度計」
こんな装置
本器の実力
ハードウェア
ソフトウェア

電圧/温度/湿度/照度/気圧をA−D変換して無線で送信
第8章 スマホでチェック!Bluetooth環境センサ・プローブ
STEP1:回路を組み立てる
STEP2:LPC11U35のプログラムを作る
STEP3:スマホのアプリケーションを作る
STEP4:動かしてみる

画像データの抽出/蓄積/転送をCPLDで制御して10fps出力を実現
第9章 レンズ付き撮像素子搭載!SPI出力3cm角のビデオ・カメラ
製作したビデオ・カメラ・モジュールVCAMBのハードウェア
キーパーツ
イメージ・センサが出力する画像データのフロー制御回路
カラー・モニタ付きセキュリティ・カメラを試作
ソフトウェアの工夫だけで表示速度を上げる

Appendix 2 付属基板「トラ技ARMライタ」で作るUSB−UART変換アダプタ

第3部 デバッガ活用編

マイコンの中身が手に取るように見えてくる
第10章 プログラムの間違い発見器「デバッガ」を作る
STEP1:USB−JTAG変換ファームウェアを書き込む
STEP2:トラ技ARMライタにターゲット・マイコンをつなぐ
STEP3:電源電圧を確認する
STEP4:パソコン側の開発ツールLPCXpressoでデバッグ用プロジェクトを作る
STEP5:プログラムを修正する

NXP/ST/フリースケール…なんでも来い!全Cortex−M系ARMマイコン対応
第11章 開発ツールMDK−ARMで作る最強デバッグ環境
MDK−ARMをインストールする
ターゲット1:STマイクロエレクトロニクスのマイコン・ボード「STM32F3Discovery」
ターゲット2:フリースケール・セミコンダクタのマイコン・ボード「MKL25Z128VLK4」

A?R?M?マルチ・コア?メーカ?もう関係ない…
第12章 一人1台!全Cortex ARMマイコン対応デバッガのしくみ
ナンテ素晴らしい!全Cortex−M対応のデバッガを自作できる時代
マイコンのデバッグ用インターフェースの歴史
JTAGがデバッグ専用に進化!SWD誕生
ARM専用のデバッグ・インターフェースADIv5誕生
USB−JTAG/SWDインターフェース・ファームウェアCMSIS−DAPのしくみと働き

NGX社製ボード用に作られたCMSIS−DAPをトラ技ARMライタにチューニング
第13章 トラ技ARMライタ用デバッガ・ファームウェアができるまで
STEP1:CMSIS−DAPのカスタマイズの準備
STEP2:CMSIS−DAPをトラ技ARMライタのハードウェアにチューニング
STEP3:できあがったファームウェアをビルドする

付属CD−ROMの説明

著者略歴