PICとAVRマイコン+C言語プログラミング
現場で使えるローエンド・マイコン活用事例集
石神 芳郎 著
B5変型判 232ページ
定価3,080円(税込)
JAN9784789842181
2012年2月15日発行
好評発売中!
PIC12F683,PIC12F1822,ATtiny2313のマイコンを使った機器を作ります.テーマとしては,照明コントローラ,大電力パワーコントローラ,カードキー・システム,エネルギー(電流)監視システム,シリアル(RS-485)データのモニタ装置,AVRマイコンのロジックICなど,役立つ応用例を取り上げました.
プログラムはC言語で記述してあり,主要な部分は解説をしているので,多くの関数を別な用途にも利用しやすいです.また,初めてマイコンを利用される方のために,開発手順などにも触れています.ローエンド・マイコンでもさまざまな機能が盛り込まれているため,全部を理解するのは大変です.本書を参考にしながら,少しずつ電子工作とマイコンに挑戦してください.
目次
PWM,MOS FET,高輝度LED照度センサ,太陽電池
第1章 マイコン制御の照明コントローラを作ろう
1-1 使用する部品と回路
1-2 マイコンにセンサ類を接続する
1-3 PWM信号でLEDの駆動回路を制御する
1-4 マイコンの内蔵タイマを使うプログラム
1-5 マイコンのディジタル入力端子を使うプログラム
1-6 調整と実験の注意点 28
Column…1-1 シリアル・データのモニタ
PIC+パワーMOS FET
第2章 直流用大電力パワー・コントローラを作ろう
2-1 使用する部品と回路
2-2 マイコンに接続する電子回路の説明
2-3 ファームウェアのプログラミング
2-4 パワー・コントローラとしての活用法
PICマイコン+RFID
第3章 オリジナルのカードキー・システムを作ろう
3-1 使用する部品と回路
3-2 世界で使われているRFIDカード
3-3 RFIDカード・リーダの使い方
3-4 ファームウェアのプログラミング
3-5 カードキー・システムの試運転
Column…3-1 ウォッチドッグ・タイマについて
PIC+電流センサ
第4章 エネルギー監視システムを作ろう
4-1 使用する部品と回路
4-2 エネルギー監視の機器と活用法
4-3 遠隔データの監視にRS-485通信を使う
4-4 ファームウェアのプログラミング
4-5 データ通信に必須のデータ・フォーマットを決める
Column…4-1 PIC12F1822のシリアル通信機能を使う
Column…4-2 ノードとマルチドロップとトポロジー
Column…4-3 マイコンで演算処理をするときの注意
Column…4-4 アスキとバイナリ,データ形式はどちらがよいの?
ATtiny2313+シリアル通信+LCD
第5章 シリアル・データのモニタ装置を作ろう
5-1 使用する部品と回路
5-2 RS-485用トランシーバの使い方
5-3 LCDキャラクタ表示モジュールを使う
5-4 ファームウェアのプログラミング
Column…5-1 マイコンのUSIとメモリについて
Column…5-2 AVRの割り込み処理
74138,74273,74540/541,74573,744511,ミックスINPUT
第6章 AVRマイコンでデータ・バスとロジックICを作ろう
6-1 使用する部品と回路
6-2 AVRで作るロジックIC
6-3 AVRロジックとデータ・バスのプログラミング
6-4 ファームウェアの動作試験
6-5 メイン・マイコンのデータ入出力プログラム
PICとAVRの開発と書き込み手順
第7章 初めてのマイコン開発
7-1 マイコンの開発環境
7-2 PICマイコンの開発環境
7-3 AVRマイコンの開発環境
7-4 マイコンのBIOSと初期設定